伝令兵の悲劇〜前話
馬超「お、何だ騒がしいな」
趙雲「…諸葛亮殿が、兵を集めてる…?」
馬超「諸葛亮殿って…軍師が一体何の話をする気だ?」
趙雲「特に戦の兆しも見られませんしね…」
馬超&趙雲、諸葛亮たちの元へ近づく
諸葛亮「…ですね。では次の人」
兵「はいっ!背番号21番行きます!!」
馬超&趙雲((?背番号??))
諸葛亮「そうですね……。では…」
馬超&趙雲((何で俺(馬超)を見るんだ?))
諸葛亮「馬超殿でお願いします」
兵「はっ!」
馬超&趙雲「「は?」」
兵「この拠点、我らが制圧を完了した!!」
馬超「………」
趙雲「……に、似てる…?(微妙に裏返ってるとこまで…)」
諸葛亮「ということは登用ですね」
馬超「あれは一体何だったんだ、軍師殿…」
諸葛亮「見た通りですが?」
馬超「分かってたら聞かんっ!!」
趙雲「拠点制圧の言葉…というのは分かったのですが」
諸葛亮「そういう言葉を伝える人も戦場では必要ですからね」
趙雲「つまり、伝令兵ということですか…」
諸葛亮「登用基準は一・足が速いこと、二・敵に見つからない運があること
三・声真似が出来ること、です」
趙雲「………今までの兵もそうやって採ってきたんですか…」
馬超「つうか何で俺たちの声が知れてるんだ…」
諸葛亮「…知りたいですか?」
馬超&趙雲「いらん!」「結構です!」
諸葛亮「そうですか…聞きたくなったらいつでも仰って下さいね」
馬超&趙雲((その笑顔は止めてくれ!!))
05.04.24収納
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3月から4月終わりまでの拍手の一つでした。
こういう馬鹿な話が大好きです(笑)
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