大阪城スカウト編、再び

　　五右衛門―本能寺大暴れ（ｂｙ．戦国無双）―にて。

　　くの「ああっ、もうまた壁ですよう！」

　　幸村「仕方がない。違う道を探すか」

　　くの「ほんとに面倒ですよねぇ〜

　　　　　つか何で忍びが飛び越えれんのじゃ！」

　　幸村「…くのいち、それは“言ってはいけないお約束”というものだ」

　　くの「何、それ」

　　幸村「いや、私にもよくは分からないんだが…」

　　くの「ま、いいですけどー

　　　　　何にせよこの壁はむかつきますよね〜」

　　ゴスゥッ！！（苦無ぶっ刺し）

　　くの「お、大当たり〜！さすが私！」

　　幸村（………五右衛門殿の顔が…）

　　くの「誰があいつの似顔絵なんか描いたんですかね〜？

　　　　　ていうかこんなんある時点で忍びじゃねぇっつーの」

　　ドスドスゥッ！！！（苦無…以下略）

　　幸村「………そうだな」

　　くの「んじゃまあ取り敢えず、どうします？」

　　幸村「そうだな…」

　　くの「あんたも道知らないの？」

　　幸村「は？」

　　半蔵「…聞くな」

　　くの「ちっ、ケチくせ〜」

　　半蔵「………」

　　幸村「いいから待て」

　　くの「何ですか？幸村さま」

　　幸村「何故ここに…」

　　くの「今更何言ってんですか」

　　半蔵「人の話はちゃんと聞け」

　　くの「そうですよぅ、いっつも『真田の軍略〜』とか言ってるくせに」

　　幸村（…間違ってるのか？！私が間違ってるのか？！！）

　　くの「それは兎も角、真面目な話どうしますかねぇ…」

　　半蔵「そろそろ刻限だからな…」

　　ズ　ガ　ン　ツ！（壁ぶっ飛び）

　　幸＆く＆半「「「………」」」

　　ゴエ「おわっ！いきなり三人がかりかよっ？！」

　　幸村「………あれも忍びの技か」

　　く＆半「「違う！！」」

　　ゴエ「お前らに構ってらんねぇんだ！阿国〜さ〜ん〜」

　　ド　ガ　ン　ド　ガ　ン　ッ！！！（壁…以下略）

　　幸村「……一本道だな…」

　　くの「…迷いようがありませんねぇ」

　　半蔵「これでは仕掛けも意味がないな」

　　幸＆く＆半「「｢…………｣」」

　　くの「…これは習ってもいいかも」

　　半蔵「これも一つの手か…」

　　幸村「やめろ！！」

　　上田城は仕掛けだらけ（笑）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０５．０５．０４ＵＰ

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　　上田城は散々迷わされた記憶しか残ってません…。

　　くのでユッキー（＝幸村）を助けないといけなかった時はちょっと泣きそうになった想い出が（しょうもない）。

　　ていうか自城であんな仕掛けは本当にどうかと思います。ゴエの大砲が恋しくなって書いた話でした（蔵出し）

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